オスカー・ワイルドは、自分が卒業論文で扱った作家だ。彼による長編小説『ドリアン・グレイの肖像』を、ユイスマンスの『さかしま』を中心に関連するフランス文学と絡めて論ずる、といった内容である。改めて出来を省みれば、反省点もあり稚拙な仕上りであ…
自分はボードレールを、象徴派などの側面において扱うことが主なので、知識にいささか片寄りがあるように思われた。なので、ボードレールに関する研究書をいくつか繙いてみて、把握しておきたいと思ったことを書きとめておく。 ボードレールは、1863年「フィ…
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